午後の読書の時間に読みました。阪本さんの本は、なんというか、いろんなところにピリッとしたユーモアが漂っていて、真摯な文章の中にもどこかギラギラしたクセ者感があって、とっても気持ちイイです。すごく参考になります。付箋、書きこみ、いっぱいです。
内容(「BOOK」データベースより)
土佐二十二万石の領主・長曾我部盛親は、関ケ原の戦いで西軍にくみしたため一介の牢人の身に落ちた。謫居の地を京都に定められた盛親は、再起への野望を密かに育み、旧臣五千人とともに大坂夏ノ陣に立ち上がったが…。大きな器量を持ちながら、乱世の流れに乗れなかった悲運の武将を鮮やかに描く傑作。
こうなったからには、もうあれこれ振り返ってもしかたない。コトここに至っては気持ちを切り替えて前に進もう。――そんな気分のときに思い出す本です。
むかし、三谷幸喜さんの書いたドラマに『竜馬におまかせ』というのがありました。たしか、竜馬や勝海舟たちがバンドを結成して歌をうたうシーンがありました。その歌詞が好きでした。記憶をもとに書いてみます。
誰が悪いとか、おまえが悪いとか、今さらどうだとか、言うたかて、しゃーないし。Forget about it!
いい歌でした。
どうしてか、『戦雲の夢』を思うと、この歌が聞こえてきます。前を向いて今を生きよう。今を満喫しよう。ふしぎとそんな気持ちになれます。
自分自身、足からの体調管理やリラックスに興味があるので、それ系の本をよく読んでいます。
すると、ときどき「足のむくみはどうしたら取れるの?」と聞かれることがあります。
これまでいろいろな本を読んだところ、足のむくみ対策は大きく分けて2つあるようです。
ひとつは、むくみの原因から対処する方法です。
もうひとつは、むくんだ足に対処する方法です。
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みなさん、こんばんは。読書の秋ですね。
きょうは現代語訳 信長公記(新人物文庫)を読んでいます。
関連記事⇒現代語訳 信長公記(新人物文庫)の感想
信長公記はいうまでもなく織田信長の一代記です。
信長以外の武将のはなしも出てきます。
きょうは徳川家康が出てきました。
家康が三河の一向一揆と戦ったエピソードです。
強い団結力をほこる三河武士も、はじめから一枚岩だったわけではないんですね。
家康は、国内の過半数が一向宗に寝返ってしまい、一揆をおこされた経験があります。
家康はどうやって一向一揆を鎮圧したのか。
徳川家康は、まだ壮年にも達しない以前から、必ずこの一揆を征伐しようと決心し、長期にわたって怠らず、あちこちで自ら何度も合戦をして、たびたび戦果をあげ(中略)ついに本意をとげて、三河一国を平定した。
とあります。
つまり…
決心をして、長い時間をかけて何度も取り組んで、ついに達成したんですね。
そういえば、 織田信長も…
尾張から美濃に進出するとき、何度も敗れて結局7年かかりました。
トライ&エラーの連続でした。
家康にしても、信長にしても、一発大逆転のテクニックがあるわけではなく、ただ「決心」と「継続」があるのみなんですね。
世界一受けたい生き方の授業―365日、楽しく生きる“ツボ” (知的生きかた文庫)
書道の武田双雲さんの著書です。
武田さんは書道を通じて自分と向き合うワークショップのようなことをされているんですね。
とくに心に残ったのは、つぎの3点です。
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