アルチュール・ランボー 地獄の季節 (岩波文庫)の感想

アルチュール・ランボー 地獄の季節 (岩波文庫)の感想あーりーの読書日記地獄の季節 (岩波文庫)
地獄の季節 (岩波文庫)

どんな本?

フランスの天才詩人アルチュール・ランボーが19歳のときに書いた詩集です。こんなに素晴らしい詩が書けるのに、ランボーは20歳で詩を捨てて商人となり、37歳で亡くなりました。退廃的で、でもどこかみずみずしい世界観が魅力です。

 

この本の感想

夏の夕暮れ。

西日の強烈な光がしばらく目に焼き付いて残ることがあります。ランボーの詩は、西日のまぶしさに似ています。

はじめてアルチュール・ランボーを読んだ日から20年がたちました。

むかしはランボーがつくる言葉の万華鏡にただただ感動していました。

いまは、手放して感動できないしこりのようなものを行間に感じます。ランボーに触れるのが苦しいこともあります。それも含めて、ランボーを味わうということだと思います。

ぼくは高校生のときにランボーに出会い、その影響で大学の第二外国語はフランス語を選択しました。フランス語検定も取りました。それも今では「ボンジュール」と「愛してる」しか言えません(笑)

ぼくのフランス語の知識はすっかり消えてしまいましたが、アルチュール・ランボーの強烈な存在感は、あれから20年たった今も、網膜に焼付いた西日のようにしっかり残っています。

地獄の季節 (岩波文庫)

あーりー

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あーりーと申します。のんびり、ほのぼの。

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