図説 三国志がよくわかる事典 (知的生きかた文庫)の感想

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図説 三国志がよくわかる事典 (知的生きかた文庫)

三国志には強い武将がたくさん登場します。どんな武将が生き残るのか? 最後の最後にものをいうのは、腕力の強さではなく、頭の良さです。頭の良さといっても、数字に強いとか暗記力があるとかではなく、人の心が想像できるということです。

 

人の心の動きを感じられるか。人情の機微を知っているか。そこです。

勝敗のカギは、人の心にあります。

敵を攻撃する場合、もっとも破壊力のある方法は、兵馬や武器によるものではなく、敵の心に疑心暗鬼の種を植え付けることです。敵の心をバラバラにし、疑いが疑いを呼ぶようにすれば、敵は簡単に崩壊します。これがもっとも破壊力のある方法です。

三国志の智将たちは、それを知っています。

人間の心がいかに弱いか。人を信じることがいかに大切か。三国志は、兵馬のぶつかり合いの歴史である以上に、人の心のゆれうごきのドラマです。

約100年にわたる壮大な三国志の世界。それをギュッと1冊に凝縮して読める本です。

図説 三国志がよくわかる事典 (知的生きかた文庫)

あーりー

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