生きる財産となる名言大語録 (知的生きかた文庫)の感想

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生きる財産となる名言大語録 (知的生きかた文庫)

ぼくは歴史が好きです。いろいろな人物にいろいろな魅力を感じます。でも今では、人物そのものに心酔することは少なくなりました。それよりも、人物から感じたことを大切にしたいと思うようになりました。本や名言についても同じです。本そのものや、名言そのものを大切にするのではなく、そこから感じたことを大切にしていきたい。

 

歴史上の人物について言えば、ぼくが魅力を感じていた部分とは相反するような違う一面をその人物の中に発見したとき、イメージが崩れるんです。これはぼくが勝手にイメージをつくって勝手に幻滅しているだけなので、もちろんその人物は何も悪くないです(当然です!)。

いつからか、人物に心酔することに慎重になりました。10代のころ、20代のころは、手放しで心酔することもありました。今は、ある人物を見たとき、自分好みのステキな一面もあれば、それとは逆の一面もあって、それもこれもひっくるめてその人物だと思うことが多くなりました。

歴史上の人物や、名著といわれる本や、だれかの言葉に心酔しても、それはもしかするといつか自分を裏切るかもしれません。裏切るという言い方は良くありませんね。言い方を変えます。自分が信じたい人物なり本なりのエッセンスとは別のエッセンスが、あるときふと垣間見えて、今まで信じてきた足場がゆらぐように感じることがあるかも知れません。

だからぼくは、人物そのものに心酔するよりも、その人物から自分が感じたことを信じたいと思うようになりました。本に書かれている一字一字を信じるよりも、その本を読んで感じたことを信じようと思うんです。

ぼく自身が感じたことは、ぼく自身にとって100%紛れもない実体験です。実体験は、ぼくを裏切りません。

読書は、活字の積み重ねではなく、感じるという実体験の積み重ね。しばらくはそんな思いで本と付き合っていきたいです。

生きる財産となる名言大語録 (知的生きかた文庫)

あーりー

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あーりーと申します。のんびり、ほのぼの。

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