僕たちの好きなガンダム (別冊宝島)の感想

僕たちの好きなガンダム (別冊宝島)の感想あーりーの読書日記僕たちの好きなガンダム (別冊宝島 (662))
僕たちの好きなガンダム (別冊宝島 (662))

どんな本?

テレビ版『機動戦士ガンダム』の全43話を解説した本です。

 

この本の感想

読んでいるとDVDが観たくなって『機動戦士ガンダムDVD-BOX 1』をひっぱり出し、第5話「大気圏突入」から第12話「ジオンの脅威」までを鑑賞しました。

『ガンダム』の見どころのひとつは、リアルな人間臭さや、かっこ悪さです。ホワイトベースのクルーたちは、アムロもふくめて決してカッコよくありません。

武器の使い方がわからなくてモタついているうちにチャンスを逃したり、自分だけが頑張っているような気持ちになってふてくされたり、準備ができていないけど仕事は待ってくれないことにイラついたり。

さらに…

自信が無くてもやらなきゃいけないんでしょと開き直ったり、励ましの声に「おだてないでくれ」とひねくれてみたり、現場と上司の板挟みになったり、順調な時は「若造、聞こえるか?」と乱暴に呼びかけたくせに、自分がピンチになると「ブライト君」とへつらったり。

カッコ悪い人だらけです。それがまたいいんですけどね。誰もが持っている自分自身の弱い部分を見せつけられているようで、ドキッとします。

正義の味方が登場しない『ガンダム』という作品は、大人になってから見ると、見え方が全然違うといいますが、本当にその通りで、歳を重ねるごとに味わいが深みを増します。

10代で見たガンダムと、20代で見たガンダムは違います。30代、40代も違うでしょう。

ガンダムがずっと「僕たちの好きなガンダム」でありづつけるのは、この底の知れない味わい深さのおかげなんですね。

僕たちの好きなガンダム (別冊宝島 (662))

あーりー

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あーりーと申します。のんびり、ほのぼの。