戦国城塞伝 十二の城の物語 (PHP文庫)の感想

戦国城塞伝 十二の城の物語 (PHP文庫)の感想あーりーの読書日記戦国城塞伝―十二の城の物語 (PHP文庫)
戦国城塞伝―十二の城の物語 (PHP文庫)

どんな本?

戦国時代を代表する12の城と、その城にまつわるエピソードが紹介されている本です。著者は津本陽氏です。

 

紹介されている城は、安土城、上田城、金沢城、小田原城、和歌山城、高天神城、一乗谷館、肥前名護屋城、小谷城、武蔵忍城、信貴山城、春日山城です。

 

この本の感想

難攻不落。そう聞いて、みなさんは何を想像しますか?

ぼくはイゼルローン要塞を思い浮かべます。

つぎに、小田原城です。

この2つには共通点があります。

実際には難攻不落ではなく、敵の手に落ちているということです。

 

小田原城のこと

小田原城には、思い出があります。一度も行ったことはありません。ゲームの中の思い出です。

ぼくはKOEIの戦国シミュレーションゲーム『信長の野望』が好きで、よく遊んでいました。

あれはたしか織田信長か徳川家康でプレイしたときのことです。

そのときは友達と2人で同時プレイをしていました。

友達が選んだ武将は、小田原城を本拠地とする北条氏でした。

ぼくは小田原城を攻めるために国力を上げようと、大地を耕し、兵糧を準備し、兵力を蓄えました。

満を持して、友達の守る小田原城を攻めました。

夜を徹しての攻防。

何ターンにも及ぶ長い戦いになりました。

あと1ターンで小田原城を落せる!というところまでいきました。

でも、ぼくのターンは回って来ませんでした。

兵糧が尽きたんです。兵士の食べるお米がなくなったんです。

あと一撃で確実に勝てたのに…。

ぼくの兵士たちは、雪の中を撤退していきました。

ふたたび攻める気力は、残っていませんでした。

心が折れました(笑)

いまとなっては、なつかしい思い出です。

難攻不落の城が難攻不落である最大の理由は、敵の心のを折ってしまうからなんですね。

 

高天神城のこと

ずいぶん長くなりました。高天神城のこともぜひ書きたいので、もしお時間があれば、もう少しお付き合い下さいませ。

ぼくはこの本ではじめて、高天神城の見取り図(縄張り図)を見ました。

お城を、上から見ているような図です。

おもしろいですね。

上から見ると、高天神城には、森の中に突き出した馬場があります。

その馬場の先に、「犬戻り・猿戻り」と呼ばれる細い道が伸びています。ケモノ道です。

これは、いざというときの秘密の脱出路だったそうです。

森の中に伸びている道なので、攻めてくる敵からは見えないようになっています。

でも、もし敵に気付かれたら、もっとも突破されやすいセキュリティホールのような通路です。

こういうお城の秘密を上空から覗けるのが、とっても面白いです。

ドラゴンクエストで、秘密の通路を見つけたときのような楽しさがあります。

 

お城を知らなくても楽しめる本

ぼくは、城マニアではありません。お城の知識も、まったくありません。

そんなぼくでも十分に楽しめる本です。

お城好きの方にとっては、きっともっと楽しめる本なのでしょうね。

戦国城塞伝―十二の城の物語 (PHP文庫)

あーりー

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あーりーと申します。のんびり、ほのぼの。

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